It’s over but

こころを揺さ振る、以前付き合っていた人間からのアプローチ。

君が今何をしているのか、気にならないと言えば嘘になるけれど、それを上回るアラーム音が僕の中に鳴り響く。

また同じ過ちを繰り返す気か。俺はもう君の闇には飲まれたくないんだよ。

しかし、それでもかつては好きだと思った人。

君の闇とか満たされ無さとか寂しさとか、痛い程わかるけど、もう僕は何もしてあげられないし、する資格もない。

しかし、君の不幸は願ってはいないよ。

いつか救われた日がくると良いね。いや、きっとくるから。

その時は、完璧に幸せだったとお互い思えたあの日みたいに、君のこころが軽やかになってくれたら良い。
君が横にいて天気はどこまでも良くて、誰もいない聖堂で君の作ってきた料理を食べながら、僕は、少なくとも僕だけはあの日、完璧に近い幸福感に満たされていた。

そういう日をくれた君には今では感謝しているよ。

残念ながら、レスポンスはもうしないけれど、幸せになってね。

まぁ、そもそもが器用じゃないんだから

愚直に行くしかないんだわ。

加えて、そんなに賢くもないから、すげぇつまらないことでウジウジしたり、立ち止まったりと、何かと効率もきっと悪いんだろうけど、もうそこも受け入れて、泥臭く行こう。

幸い、僕はズルい悩みにはハマっていない。

誰かを蹴落とそうとか頭一つ抜きん出ようとか、そういうつまらないことは全く考えていない。というか、もうそういうのは懲り懲りなんだ。

ただ少し、もう少しだけ悩みたいだけなのかもしれない。天が許してくれるまで。

凡庸な馬鹿を愚直に全うしようじゃないか。どうせそれしか出来ないんだし、いつかは死ぬみたいだし。

まぁ、｢あるがまま｣的な境地に早くいきたい、早く楽になりたいってのは、正直あるけれどさ。

阿鼻叫喚もこの世は天国も、どうせ主観なんだから、いち早く主観の領域をクリアーにして、こんな世界、クソみたいだけど｢これが世界｣、要は客観の領域と繋がりたい。己は消した状態でね。そういうのをコミットっていうんだと思う。
主観が邪魔をするうちは、アンタまだまだだよってことだろ。

何とジョイントするのか 何とジョイントしたいのか

については、ある程度意思をもってして選択出来る気がする。

その意思の出どころを疑いだしたら、人生は限りなくつまらなくなる気がするので、そこは深追いせず、まぁ、これだと思うことをひとまずはやってみることだと思う。

特に気高い理念とかそういうことが重要なのではなく、自分の気持ちに正直だとか、真っ直ぐだとか、そんなことの方がよほど大切なわけだ。

まぁ、あまり難しく構えずに、

自分の中に表出する｢それら｣の尻尾を捕まえては離さないことだ。

カッコつけんなよ！

案外、求めている水準自体は低い

と思う。だから、複雑にしない限り、案外、簡単に手に入りそうではある。

まず、少なくとも自分一人食わせられる職を得ること。お金一杯サイコーとか言ってみたいけど、今の社会でお金を沢山持っている人は漏れなく、他の何かを多大に犠牲にしているから、お金はほどほどで良い。

その分、余暇が欲しい。

生活水準にしても、そんなに高くなくて良い。

せいぜい望むことは、日々発泡酒が飲めて、タバコが吸えれば良いやくらい。

んで、毎日走って(走るのはタダ)、図書館で本を借りてきて読んだり出来れば、もうそれ以上は望んでいない。

幸い、僕は乗り物には一切の関心がないから、特にこだわりも無い。だから、せいぜい持っても軽自動車で良い。

そして、ファッションは好きだが、これまた幸いブランドには興味が皆無なので、自分に合ったモノを工夫して身に付ければさしたるお金はかからない。

娯楽の類も、釣り(お金かからない)、キャンプ(お金かからない)、軽登山(お金かからない)、読書(お金かからない)、音楽鑑賞(お金かからない)、映画(お金かからない)、と一様にお金がさして要らないモノばかりなので、多分、僕は、月に20万もあれば、多少の不平は言いつつも、そこそこ充足しては暮らしていけると思う。

そして、社会との関係性にしても、求めるモノ自体は案外シンプル。

別に尊敬されなくても良いから、開けっ広げて話せる友人関係を持つこと。

また、かなり欺瞞に満ちた正義感だけれども、多分、意味はあるであろうボランティアをしたいって気持ち。

あと、せいぜい親にたまに旨いモノをご馳走してみたり、兄弟同士もたまに酒を飲んだりどっか行ったりする関係を保ちたいってくらい。

全然難しくない。

けれど、それを難しくしているのは僕だ。

素直になりたい。

自分の値札に0を一つ足そう

多分、それでもまだ破格の安さ。

自分を安売りすんなよ！