分人主義をベースに自信を分散する

昨年の今くらいの時期にハマっていた思考方法。芥川賞作家の平野啓一郎が提唱した造語みたいだが、簡単に言うと、個人の人格は一つではなく、AというコミュニティではA向けの人格、BというコミュニティではB向けの人格があり、コミュニティの数だけ人格があるのだから、逆説的だが、あるコミュニティでの人格が失敗しようとも、それは個人の全てではないのだから、まぁ、あんまり深刻になるなよ的な発想である。

ふつうに生活をしていると、ついついこの分人主義を忘れてしまい、人格は一つしかないとか思い込んでしまう。

だから、ついつい一つの失敗を人格の全否定のように気に病んでしまったりしがちだ。

しかし、人にはコミュニティの数だけ顔があるのだ。

例えば僕は、NPOでの人格、不登校をしていた人向けの人格、ランナーとしての人格、釣り人としての人格、大学の友達に対しての人格…などと枚挙に暇がない。

こんな自分でも、実に無数の顔があるのだ。

だから、それぞれのシーンで保険的に人格を保持しつつ、どこかで失敗しても、それが全てではないのだから、他で今度は失敗しないように、と言うか、別のコミュニティを引きずることなく、そこで生きれば良いだけの話だ。

くよくよするなよ！

不可逆にはメリットもなる

学ぶことかな。

そして、学びから一歩でも飛躍出来たら、それは文明になる。

皆頑張ろう。そう思う。

HIATUS新譜

ようやく買った。

まだちゃんと聴き込んでないが、ホースオブライディングの曲順が素晴らしい。EPを買ってなかったら、この流れでこれが来たらチビっていただろうアウラ感。

明日電車でまたゆっくり聴こう。

絶望の国の幸福な若者たちの逆襲

それは、国がアテにならないなら見切ること、搾取されるのが気に食わないなら、世界中どこへ出てもやっていけるような語学力なりプログラミングなりを身に付け、国籍を離脱すること。

もしくは、国が用意している公的な傘以外の「傘」に代わる何かを、もう自衛的に勝手に作って、こっちで勝手にやっちゃうことだ。

そう、キーワードは、勝手、なのかもしれない。

指をくわえて、日々逓減する幸せインフラを食むだけでは、本当に絶望の国の犠牲者だ。

レールから降りることは、まだまだ主流ではないけれど、そのうち、本当に若者がレールに見切りをつけ、自分達で勝手に自治組織なんて作りだすような時代がきたら面白いし、多分、絶望の国から自由になる唯一の方法も、またそういうことだ。

ひとまず、僕は僕の問題意識をいつまでも持ち続け、自分のやり方で闘おうと思う。闘うことを諦めたら、もはや僕個人としての価値なんか、社会に一つもない。

ここがゴールじゃない、通過点だ

そう思えば絶望する必要が無いことに気付ける。全ての今は通過点なのだ。

よって、主観的には絶望でも、ゴールに辿り着くためには、それは必要なことなのだ。

だから、頑張ろう。クソみたいな目に遭っても、それは必要不可欠な通過点なのだから。むしろ、正しく進めてるってことだろ。