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もう納豆について語るくらいしか、僕に出来ることはない…などと思っていたが、もうそんなんは沢山。
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今日は誕生日だ。

幼少期は誕生日が嬉しかった。

それは純粋に、大人にまた一歩近づける喜びみたいなものも内包していたし、周りの大人が祝ってくれたことが大きい。

自分は誕生日が夏休みにかかるので、大抵夏休みは岡山の祖父母宅にいた。

両親親戚が揃って岡山にいるので、毎年誕生日は盛大に祝ってもらった記憶しかない。ただ歳を無邪気に重ねただけで、周りの大人はこれでもかと喜んでくれる。つまり、ただそこに居てOK、自分は自分でありさえすれば十分なんだとこの上ない自己肯定感を育ませてもらった。

今何となくボンヤリ書いてるが、幼少期の誕生日とかって、実はその後の人生に大きな影響があるなと思う。

閑話休題、何だかんだでまた誕生日。

32回目の自分はどうする。

あの頃祝ってくれた大人の3分の1くらいは既に亡くなり、両親ももうすぐ立派な初老だ。

今の自分を鑑みると別に不満はない。

曲がりなりにも安定した職を得、食うには困らない。多分、結婚も子育ても家を買うことも、経済的には可能だ。色々思うことはあるが、人間関係なんてどこで働こうが付き物だと思うので、少なくとも今の身分が保証される限りは文句言うのは贅沢であると思う。

数は少ないながらも友達いるし、彼女もいるこの現状に文句を付ける気持ちは1ミリも無い。

しかし、人間は強欲である。

例えば、去年の今頃、切に願っていたものが手に入ると、次はまた何か違うものを欲する。これさえあればもう他に何も要らないとか一時的にせよ思ったにも関わらず。

欲望は止まることを知らず。しかし、それは人間が社会的な存在である以上逃れられない業なのかと思ったり。

さて、何を書いているのかサッパリ分からなくなってきたが、こうやって育ってきて32回目。

何か命というか自分を、もうちょっと有効に使いたい。勿論、今の仕事に何となく従事するだけでも、結果的には誰かの役には立つと思うことは思うが、そんな毎日はやっぱりどこか実体がない。

望んで歯車になったのだからあれこれ言うなやという話なんだが、歯車は歯車で辛い。特に自分が就いた業種は、ミスをしたら怒られこそすれ、ミスをしなかったとしても褒めらもしない。そして、多分だが、比較的誰にでも出来るし、誰にでも出来なきゃダメなように既に仕組みが整えられている。

まぁこれで良いやとは思うけど、自分は今どう感じる。世間体を抜きにすれば、自分なんか無に等しい。

あんなに愛された幼少時代の自分のなれの果てがこんな姿だなんて、実際どうなんだ。

32回目の自分もなかなか前途多難である。

納得感が本当に感じられないと、どうにも自分は自分であるという実感を感じられないらしい。まぁ、皆んなと同じってことだね、多分。
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