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もう納豆について語るくらいしか、僕に出来ることはない…などと思っていたが、もうそんなんは沢山。
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とりあえず、気を紛らわすためにも、最近読んだ本のレビューでもしておこう。
最近は、10代の頃のように一字一字に食い入るようには、もう本とは付き合えなくなっている。

結局、そこから学べることや、救われることも、まぁ色々あることも知ってるんだが、でも、自分のことは、やっぱり自分の力で解決するしかないってことにも気付いてしまったからだ。
だから、最近の読書は、まずは娯楽目的半分に、(可能な限り)自分が楽になりそうな言葉や世界観、考え方だったりを見つけるための、まぁ方法論探し半分である。

さて、やや脱線したが、田舎で、二冊の本を買った。
一冊が、東野圭吾の『夜明けの街で』

不倫がテーマの話。そこに、ミステリー要素が絡んだという話で、まぁ、なかなかに壮大で面白かった。

とりあえず、人間は性の前では、あまりに無力で、理性が到底太刀打ち出来ないのがよく分かった。

しかし、その過ちを、いかに内省するかがテーマでもある。

人は過ちを必ず犯す。

それを前提にするならば、少し気楽にもなるが、要は、じゃあ犯してしまった罪に対して、どう向き合って償うのか。そこがテーマだよね。

あと、大崎善生の『スワンソング』を。

これは、まぁ、大崎善生らしい筋。

少し悲しい話ではあるが、愛と憎しみは、本当に表裏一体なんだなぁと、しみじみ痛感。

だから、俺は愛が怖いんだよね。憎しみを必ず内包しているから。

俺は愛が怖いよ。

とまぁ、やや収拾が難しくなってきたが、この二冊は割にすんなり読めた。

最近、著しく活字離れしてたし、何かイマイチ没入できないんだけど、結構すんなり読めた。

次は、川上未映子の本が、いくつか文庫化されていたので、そのあたりを読んでみたいと思う。

結構独自な世界観がある作家さんみたいだし、感受性に、これまで未体験な刺激をもらえることを期待している。
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