もう納豆について語るくらいしか、僕に出来ることはない…などと思っていたが、もうそんなんは沢山。
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今日は月食を見てきた。
いつもランニングをしている公園でランニングをした後、急いで帰宅してシャワーを浴びて、再度、その公園に出向くという何だか良く分からない感じだったけれど、月食自体は良い感じだった。 全く月食のメカニズムとか分からないからアレだけど、とりあえず思ったのが、こういう機会でも無いと、ただ空を見上げたり、月だけを注視するという機会なんて、きっと皆無だ。 だから、全く無知だけど、今日は月食を見ることを口実に、空を思う存分眺めようと思った。 コンビニでコーヒーを買い、いつも走っている公園のベンチに寝転がり、空を眺める。 驚いた。星が案外綺麗なのである。そして、流れ星を幾度となく見た。 月食自体もなかなか面白かった。じわじわと月が朱に染まり、最もポピュラーであると思われる玉ウキの「黄色と赤」みたいなグラデーションに月が染まり、そして、更に月食が進むと月の黄色が完全に抜けて、朱色に染まった。そして、月はじわじわと浸食され、まさに月食を迎える。 ほとんど月食の始まりから、また月が元の形状に戻る約二時間余を、ひたすら外で過ごしたので、とにかく寒かった。気が付いた時には、周りに人気は完全になくなり、そして、立ち上がった瞬間に、立ち眩みがした。心臓が弱々しく拍動している感じがして、何だか少し動揺した。 とりあえず、帰宅して湯船に浸かり、ようやく人心地を取り戻した今。もっと防寒をしっかりしていくべきだった。あと、強い酒でも持っていけば幾らかマシだったか、反省だ。 さて、幼い頃、これは多くの人に覚えがあるだろうが、「月が追い掛けてくる」と感じた経験があると思う。 僕もずっと不思議だった。 友達と遊んだ帰り道。家路を急ぐ傍ら、ふと空を見上げると、自分から見て正面に、大きな月がある。「月から離れよう!」と意気込んで、さらに歩みを進めるも、暫く経った後に見上げた景色は、先ほどと全く同じである。月はいつだって僕の正面にあった。 中学生くらいになって、理科の授業で初めてその理由を知る。 遠いものは相対的に動きが少なく見えるから、月はいつだって正面にあるように見えるらしい。 少し飛躍するけれど、「過去が大抵は美しく見える」のは、今と比較して、相対的に、過去が遠くにあるからなのだろうか。 それとも、ただ美化して誤魔化してるだけか。あるいは、成長したからカタルシスを覚えたのか。分からない。 なんてことをボヤボヤ考えながら、今日もまた「過去」になっていく。 PR ![]() ![]() |
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