まともな人には敵わない

「まともストック」を積み重ねてきた人には敵わない。もうあらゆるシーンで惨敗だ。

自分がしてきたことは多分その真逆だから、まともさが求められるシーンでは、いつだってボロが出る。

憧れや羨望の「そっち側」に居たい気持ちに蓋をして、ある意味自分は馬鹿正直にストイックにやってきたんだ。

今更どのツラ下げて関わったら良いかなんて分からんわ。

などという気持ちもあるけど、まぁ、世界と和解していくしかないんだから、ツンツンしながらキョドリながらも、僕は進んでいくしかない。

酒飲んだら皆んな一緒。虚栄心やつまらない見栄を捨てられたら、多分これまた皆んな一緒。そう違いは無いはず。

何が生きること、人と繋がることをここまで難しいものにしているのか。

まぁ、本当は皆んなよく分かっているのにね。

相変わらず、クソみたいなことも多々しつつ、まともになる努力も多分同じくらいはしているけれど、どうしてもすぐに結果には繋がらないし、全てはクリアーにはならないね。

ただ、諦めたらやっぱりダメだし、腐る時間もやっぱり惜しいと思えるくらいには成長はしてきているんだと感じる。

よく知りもしない女とファックして、相変わらずラリったりする夜も時にあるけれど、多分、これらも一概に悪者ではなかろう。清濁合わせ飲んで、それでも何とか、アイデンティティを保ち、自分の命、こんなクソみたいな自分の命をそれでも必死に紡ぎ、終わらせないように、多分無意識的に必死に…生かしてるんだと思う。

まぁ、そんなもんだろ。