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もう納豆について語るくらいしか、僕に出来ることはない…などと思っていたが、もうそんなんは沢山。
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Aにとっては深刻な悩み事であるXが、Bにとっては取るに足らないことであることは世の常だが、そもそも考えるべきは、XはXという普遍性を、そもそも所有していないだろうということ。

つまり、ある人にとってのXと、またある人にとってのXは、そもそもが別物であり、感情やこころの中身を数値化することも証明することも不可能なのだから、突き詰めれば、やっぱり人のことなんて分かりっこないのだ。

いや、厳密に言えば、人は自分以外の誰かにはなれないということだ。

残念ながら、その事実は僕達の限界でもあるし、むしろ、その事実こそが、実は普遍性だったりする。

んで、タイトルに記したような試みに意味はあるのかとつらつら考えてみると、意味がありそうで無いという結論に達する。

何故なら、繰り返しになるが、XはXとして、そもそも成立などしてはいないからだ。

やはり、微分するには、普遍性と再現性がどうしても必要になる。そして、少なくとも今の段階では、それは不可能だ。

人は人だし、人でしかないけれど、それでもやっぱり、あなたと関わりたいと思ってしまうこの不可避な衝動を信じて、僕は僕なりにあなたという存在を、誤解と錯覚とバイアスをもって、理解しようと努め、そしていつだって、その認知は嘘っぱちに過ぎないと捉え、僕はあなたと関わりたい。

そもそも、相互理解だなんて傲慢じゃない。

だから、僕はいつまでもこの分からなさに絡め取られて生きるしかない。

むしろ、お前が何者であるかなんて、本当はどうだって良いことなのかもしれない。

不安だから勝手にあなたの像をこさえるけど、今気付いたが、結局人は、不安を回避することが第一だからこそ、分かりやすいラベリングをしたりされたりすることのみに終始するしかないのでは。


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友達とつらつら話していて、タイトルのフレーズが友人の口から出てきて、思わぬ衝撃を受けたので記しておこうと思う。

短所というのは、やはり文字からも見て取れるが、短い所、つまり、標準が100である時に、90だったり80だったりして、標準より短い部分、つまり、足りていない箇所のことをいう。

何となく、多くの人が出来ること、つまり、100が平均値の時に、自分が70とかしか出来ないそれは、やはり短所であろう。

僕らは世代的にも短所=個性みたいな価値観も若干あって、また、多様性それ自体を手放しで肯定もしてしまっている部分もあるが、やはりよくよく点検してみると、大多数が出来て自分が出来ないことは、そりゃやっぱり短所に過ぎない。

例えば、大多数の人は九九が出来ると思うから、出来ない人はやはり、学力的にはウィークですよ、つまり、短所ですよと見做されても仕方あるまい。

また、これは僕なんかにも該当するから認め難いけど、大多数の人はレールから逸れないでレールに生きるから、レールにいられない人はやはり、レールに乗れないことそれ自体を短所と言って差し支えないと思う。

何が正しいのかは分からないが、偏差値の正規分布の中央付近、つまり、偏差値50付近というのは、ただそこに当てはまるという現象自体が、正しいのか間違っているのかはさて置き、現象としては、平均値になる。それは紛れもない事実だ。

例えば、憶測に過ぎないが、どんな人にも友達は何人かいると思う。

だから、友達0人の人はやはり平均値から逸脱=人間関係的には、そこは短所と言わざるを得ず、皆が持っているモノを持てていない事実を受け止め、人並みになる努力をした方が良いと思われる。

多くのことを偏差値50にすることは、自ら凡庸になろうとしている愚かな試みではあるが、実際問題、偏差値50付近にいれば安全ではあろう。何よりそこには人が沢山いる。尺度が近い人間には敵対心を抱かないから、そこでは、協力も得やすいであろう。

皆違ってそれで良いとは思うけど、自らが人様と違う部分を検討もせずに、手放しでそれを是とする意思決定は、何か間違ってるなと思った夜。

最期の瞬間に見られるという、いわゆる走馬灯というやつを作るために、僕らは人生を生きているのかも。(もっとも、この考え方だと、生まれてすぐ死ぬ人への説明が付かないが、人生は長さでは無いのかもしれない。)

だからこそ、やっぱり良い映画にするために、なるべく自分が良いと思うことをするべきだ。

例えば、妥協の余地が無いくらい綺麗なモノを沢山見たり、魂が震える経験をなるべくすることだ。

それは勿論、一般的にポジティブだとされるものばかりで無くても良いと思う。

ネガティブな経験や景色は、その後に訪れるあらゆるへの感謝の土台になるし、何より、ポジティブばっかの映画なんてつまらないじゃないか。

そう、実の所、自分なりのストーリーが紡げれば、それで充分なのだ。つまり、生きていればもうそれだけで充分過ぎるのだ。

些細なことで一喜一憂するうつろ気な葦である私達ではあるが、一喜一憂のその先が死の可能性もあるんだぜ。

後から取るに足らないことだったなんて後悔したくない。

次の瞬間、心臓が止まる可能性についてもっと深刻になれ。

俺は俺を真っ直ぐに進め。ノイズや人の目は気にするな。

例えば、僕は小選挙区と比例区の制度を理解するのに10時間くらい要した。そして、少し間が空くと、すっかり忘れてしまう。

つまり、たかだか選挙制度の常識を解すにも、これだけの時間を食うのだ。

だから、本当に真剣にならないと、本当に何も得ぬままご臨終だぜ。

迷うな、進め。もう二倍生きれる確率も半々くらいだし、80年生きれたとしても、あと50年しかない。闇雲に焦る必要は無いかも知らんが、焦燥を感じる己は間違っていない。

急がば回れと言うけれど、回ることもほどほどにしないと、結局は何もなさずに死ぬってことになっちまう。

自分以外の感覚や価値観は極力無視して、タイムリーな直感に従って今のみを生きよ。
簡単に埋めようとすると、大抵はロクでもない目にしか合わない。何故なら、インスタントだから。

インスタント食品と同様に、確かに、お手軽に欲求を満たせる何かは魅力的だが、そこでは、手っ取り早く欲求を充足させることのみが最優先され、他の事項(健康面、食材の品質)については、二の次三の次にされる。

つまり、一見欲求が充足されたように見えても、その実情は、規格外のパズルの一片が便宜的に埋め合わされただけに過ぎず、どこかしっくりこない、もっと言えば、本当に満たされた気持ちにならないのは当たり前のことなのだ。

僕は長いこと、ああでもないこうでもないと悩み散らかしてきたが、突き詰めれば、自身の感じる欠落と、その欠落をいかに埋め合わせるかについて、延々思いを巡らせてきたのだと思う。

確かに、パズルのピースは無数にある。そして、そいつを手当たり次第に自身の欠落に埋め込むことは容易い。

しかし僕は、そういった安易な方法ではまた、自身が心底充足しないこともまたよく理解していた。

だから、欠落を受け入れるより他は無かった。

確かに寂しいし辛い。しかし、易きに流されることもまた違う。じゃあどうするんだって段になると、欠落を欠落として、それをただ傍観することしか出来ない。

そう、分かっている。思い込みでも何でも、僕は暫定的な僕が欲する、意味のあるパズルのピースしか欲してはいないのだと。

つまり、僕は選んでいる。孤独だが、結果的に孤独を感じるのは当たり前な選択をしている。

理由なき孤独や孤立は阿鼻叫喚の地獄だが、僕は理由があって、孤独と孤立の中にいる。(もっとも完全に孤独でも孤立でもないが)

そう思えば、やっぱり自分の選択の結果なのだから、下を向く必要はないし、むしろ、胸を張れる。

そりゃ簡単なんだよ。思考停止してマジョリティに汲みして、その都度々のライフステージに応じ、マジョリティな価値観に沿った意思決定をすることなんざ。

でも、俺はそれが出来ないししたくない。

思考停止した奴らの口から吐き散らかされる無数のお言葉は、本当に吐き気がするほど意味の無いお題目に過ぎず、僕の何をも揺さぶらない。もう、はっきり言って、そんな奴は生きながら死んでるのとイコールだろ。いや、それは言い過ぎか…でも、それに近い印象を抱いていることに嘘はつけない。

意味のあるピースでしか満たしたくないのなら、現状の自分自身の姿は当たり前。

それをネガティブに捉えるのではなく、むしろ、良い感じで来ている、やっぱり間違っていないんだとむしろ喜ぼう。

現に自分は、今の状況は悪いが、向かうベクトルとしては全然悪くない、むしろ順調だという確信がある。

信じて続けろ、この生き方を。


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