あ

内容は盛り沢山なのに満たされない日々

僕が僕である理由なんて、この世界では何の意味も持たない

僕は記号としてカウントされ、社会化させられている
それに文句を言っても始まらないから、特に何も言わないけれど

一つ確かなことは、僕はどうしようもなく孤独だってことだ

どうすれば良いのか教えてくれよ

僕が僕であり続け、僕らしく生きていける理由を

僕はどこまでも真剣なんだ
答えなんてないのかもしれないけれど

つまらないことも、積み重なれば、一大事だ

僕にはやり過ごせないことがあまりにも多い

僕は何をやっても楽しくないんだ

愛想笑い、馬鹿笑い

きっと、笑っていないと本当にイカれちまうから、俺は人一倍笑うんだ

心はすっかり固く閉ざされてしまって、僕は何に対しても無感動だよ

朝はいつだって規則正しくやってきてそれが僕を苦しめる

僕は無邪気で世の中のことなんて何にも分からないし知りたくもないから

良い歳こいて、子どものように傷つく

実は期待してるんだろうね
世の中や人に

でも、別にそんなんは良いよ

一人で穏やかにやり過ごす方が楽だから

たまにやり過ごせなくなるけれど

朝はまたやって来るから大丈夫(笑)

僕達の存在は所詮、DNAの乗り物に過ぎないと春樹は言った

その通りだ

だから僕は僕なんかでも何でもない

ただのDNAの容器に過ぎない

少し気楽にもなるよ

所詮、自分なんて、結局は何も出来ないDNAの容器なんだと思えばさ。