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今日も朝まで。もうメチャクチャ。アメリカにでも移住すれば、俺は模範的な生活を送れるのだが…

まぁ、それはさて置き、昨日の続きでもまとめて寝るか。

まず、昨日は、江戸時代を大まかに三分類して終わりました。要は、前フリだけした感じです。

んで本題。今日の内容を、試験の時に、また見返そう。

さて、試験によく出る三大改革+田沼意次の政治。

まずは、⑧吉宗君。

彼は、享保の改革っていう改革をやりました。

④家綱君~⑦家継君の、いわゆる「ゆとりショーグン」達が、「ヘキサゴンセーサク」をし過ぎたせいで、⑧吉宗君の時代には、幕府にはお金がありませんでした。ヤバイ。どうにかしなくちゃです。

そこで、吉宗君は、とにかく税収を増やそうと頑張ります。

具体的には、「コメ」です。
そもそもの前提として、この時代の大名達のお給料は、コメの現物支給です。んで、そのコメをお金に換えて、暮らしていたワケです。

つまり、コメは、この時代はお金とイコールです。そして、それはつまり沢山農民からコメを搾取すること=幕府税収増になるわけです。

だから、吉宗君は、とにかくコメコメ言いました。とにかくコメだ、コメをくれ!クレクレ厨もビックリな勢いでコメコメ言いまくりました。

例えば、上げ米の制。これは、それまで諸大名に課していた「参勤交代」なる「こすい」制度を少し緩和してやる代わりに、コメくれ!くれくれという非常に「貧乏臭い」政策です。

また、それにも少し関連して、そもそもの田畑を耕す農民に対しても倹約を命じます。

「お前らは茶飲むな、粟を食え、質素なナリをしろ」等々です。ひどいです。ドSです。農民超気の毒です。

それから、お金に繋がるとのことで、株仲間を容認します。引っかけで、「吉宗君は株仲間を解散させた」なる選択肢が多いらしいが、これは、この時代の流れを把握していたら、まず引っ掛かりません。そう、お金欲しいんだから。

そして、吉宗君は、足高の制なる、画期的な人材登用システムを編み出します。
これは字の如く、石高の足りない奴らに下駄履かせてやって、優秀な人材を発掘しようというものです。

つまり、幕府はよほど切羽詰まっていたのです。とにかく、何か少しでも良いこと考えてくれそうな奴いないかなと、もう躍起だったワケです。

あとは、土地政策で、検見法から定免法に変えました。

検見法とは、作柄ごとに税率を決定してあげる「妥当な」システムであったのだが、定免法は違います。

定免法は、もう作地とか作柄の区別は良いから、どんな耕作地も税率は一定にするって内容です。

例えば、新潟とか秋田とか、あるいは山陽地方とか、いわゆる「コメ所」の人達にとっては良いのかもしれませんが、それこそ埼玉とか北陸の人とかは大変です。
米作りに適さない土地や気候にある人達にとっては、無理難題に近いからね。ちょwだね、まさに。

あとは、漢訳洋書の容認したよーってことも覚えよう。

そう、意外と吉宗君は「グローバル」な視野を持っていたのだ。

さて、まとめると巷では、「暴れん坊扱い」されている吉宗君だが、実のところは、幕府財政建て直し(具体的には米政策)に翻弄された、単なるコメオジサンが、吉宗君の実態なのである。。。

さて、とりあえず吉宗君に関しては以上。
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