夢中になれることを軸にする

僕の場合はやはり渓流釣りだ。

これまでの人生を振り返って、寝食を忘れるくらいに没頭したことは、ドラクエ、サッカー、ウイイレ、読書、音楽鑑賞に渓流釣りの6つだ。

お恥ずかしながら、ぶっちゃけこれだけ。

しかし、歳を取るにつれ、ゲームはつまらなくなり、読書も音楽も、そこまではのめり込めない感じになり、ほとんど無趣味な状態にウンザリしていたが、やっぱり渓流釣りだけは色褪せない魅力が、自分の中には確かにある。

今も昔も、明日釣りに行くんだと思うと、興奮して寝れない（笑）小学生の頃から今も尚、それは変わらない。

そして、いざ釣り糸を垂らすと、他の何もかもを忘れ、ただただ没頭してしまう。

日常や人生のあれやこれやに悩まされず、ただただ川や魚のことしか頭に無い。

この先のポイントはどうなっているんだろう、意外とこの浅瀬に流したらどうなるんだろう、エサを変えてみたらどうなるんだろう、糸をもっと細くしたらどうなるんだろう…

そんなことしか考えられない。

為末大の言う、何かにハマる状態そのものを体現している。

対象以外の一切が気にならないから、好きになるし上達する。好きだから工夫もする。好きだから、情報を集めるし、もっと上達するために、手段を選ばず、様々なアプローチをしてみる。

やっぱり俺は渓流釣りが本当に好きだ。

俺には釣りがある。

そして、こんな楽しい釣りを思う存分したいから、じゃあ釣りを飽くまでするためにはどうしたら良いかってことを軸に、人生を考えろ。

解禁日の名栗川で撃沈

この悪天候に躊躇したが、それでもやはり、解禁日パワーには抗えず、5時半に出発し、7時前に名栗川に入渓。

場所はいつもの、ターニップ付近〜パーク名栗川までを釣り上がるコース。

気温はマイナス2度。細かい雨が降りしきる、「何らかの罰ゲーム」レベルのコンディション。気温は前日比で約20度くらいはあろう。

今日のエサはイクラとマグロの赤身。

なるべく淵になっていて、流れの緩い箇所を丹念に探るも、反応皆無。

これだけ寒いと、まだまだ渓流魚いえども、活性は低いものなのか…

名栗中学校付近を中心に、3時間程粘るも、寒さでギブアップ。

クルマに戻り暖を取り、少し復活してきたので、今年攻めたいポイントの様子や、駐車スペースの開拓などを1時間程行いつつ、自分と同様、こんな日でも竿を振る、数多の釣りキ○達の様子を同時に観察。こんな寒いのに雨に打たれながら、そうでもしてヤマメが釣りたい…やれやれこれだから渓流釣りは止められないんだよなと改めて思った。

何はともあれ、今年もホームリバーの解禁である。

暖かくなるまでは、釣りはあくまでサブで、景色見たり、ターニップで焼きカレーを食べたりと、総合的に名栗を楽しむ方向性でいこう。

ちなみに来週も、地元友達と突撃予定。気温次第で今シーズン初なるか…！

しばらくは「怒り」を燃料にして走る

このやり方が極めて不健全であることはよく理解しているつもりだ。しかし、速攻性があるのもまた確か。短期的には「使える」。後から訪れるであろう、やるせなさや無気力化については、その時に考えれば良い。全然進歩しない自分に呆れる。健全(笑)になりたい。クソが。

結婚ラッシュもあと一息…

それぞれの友達に誘ってもらえること自体は大変嬉しいのだけど、さすがに2月は毎週末ごとに4連チャン(正確には、先週は大雪で欠席のため3連チャンだが)はキツイ部分もあった…

毎週末ごとに5万円くらいを支出すると、もう何も自分のためには使えないどころか普通にマイナスだ…

一応、明日で2月の結婚ラッシュが一区切り。

北海道時代の大事な友達の一人が嫁いでいく。夢は花嫁になることだと小学生の時の文集に書いたような奴だ。

夢の実現を全力でお祝いしてあげようと思う。

男女が一緒になって家庭を築かんとする姿は美しいし、ここまで辿り着くまでの、各家庭によるストーリーの一端を垣間見るだけでも、いかに様々な人の愛情があったんだなと分かるし、愛情が無ければ人は本当の意味では育たないんだなと分かる。愛を受け入れて受け止められ、人を愛すことは、本来、そう簡単なことではないはずだから。

俺も35くらいまでには…愛についての整理を付け、家庭を持ちたい。

東京難民

恐ろしい。自分もこの小説の主人公と紙一重だという現実が。

フィクションとしては捉えられなかった。

これがリアルな日本社会なのだ。